
正離
弊社考案の弽「正離」。
帽子から続く二の腰を控の下まで長く延長し、紐、及び帯で締めることで、離れの際、帽子の跳ね起きを良くすることで、鋭く離れるよう設計された、中てるための弽です。
製作グレードは中離のグレードから誂まで製作可能ですが、四ッ弽の製作は構造上お勧めいたしません。
初心者にも安心の構造
今日の一般的なカケは、弦枕があり帽子(親指)~手首部分が堅い、いわゆる「堅帽子・控え有り」です。これは指の負担を減らし矢数をかけるのに優れていますが、堅い帽子越しに弦枕へ弦をかける感覚や、半固定された帽子~手首部分の感覚の習得に比較的時間がかかるという側面もあります。

サイズについて
ご注文後、手形用紙を郵送していただければ、最も近いと思われるもの(号数)をご提案いたします(最善は尽くしますが、既製品のため必ず合うという保証はできかねます。あらかじめご了承ください)。※メールやFAXでは縮小されてしまうことがあるため、手形は原本を直接お送り下さい。
使用上のご注意
- 下カケの着用をおすすめします
- 水洗い等は一切できませんのでご注意ください
- ギリ粉は使用しないで下さい
- 弦は親指の第一関節にかけます(写真参照)
- 全日本弓道連盟の「弓道競技規則」第20条〔弓具の規定〕(4)を満たしていないため、本品を着用して競技に参加することは原則として認められません。