御誂 征矢article ordered Soya
朱印銘の最上級品、誂征矢(あつらえそや)は、古代より伝わる最高の技術、選び抜かれた部材、最高級の鹿革で製作しており、射手の弓射を邪魔しないように製作しています。
誂は、製作のご相談から手型採寸、仕上げに至るまで全て弊社代表が担当し、フルオーダー規格にて仕上げます。
真・善・美
誂に使用する鹿革は、年間2万枚の鹿革から選りすぐられる最高級の鹿革。滑らかでコシがあり、決して柔らかすぎない、弓道武具として最適な鹿革となります。
「特製」グレードに至っては、実に1万枚に1枚の確率の鹿革。数年に数枚しか出ない、まさに奇跡的出会いとなります。
諸弽
手袋状になった控構造が無い弽。控が無い為、離れの時の跳ね起きを助ける小紐を帽子に絡めて使用します。
弊社では小笠原流の諸弽も製作していますが、小笠原流の製作に関しましては、発注者様が小笠原流の正式な免許を保持、提示していただく事が必要になります。また、販売に関しましては、東京小山弓具様を総代理店としています。小笠原流以外では、弊社直接のご依頼も賜りますのでお問合せください。
騎射弽
馬上で弓を引く為、弽としては唯一左右の「対」で使用するものになります。手綱を引き、馬を操りつつ、矢をすばやく射るため、帽子の角(木型)はありません。形としては和帽の部類に入ります。
現代の主な使用用途は流鏑馬(やぶさめ)。小笠原流弓馬術礼法や武田流弓馬道にも対応致しますが、細かい仕様は所属の団体によくご確認ください。
竹林弽
竹林弽は、実戦に即した由来を持つ弽で、帽子の背をくりぬいて作る「節抜き」を最大の特徴とし、控を短く、また、柔らかく作ります。主に使用される、日置(へき)流には、尾州竹林派、出雲派,雪荷派,道雪派,印西派,大蔵派など多くの流派、分派がありその派ごとに仕様が若干違います。
弊社では大まかな特徴の竹林弽の製作のみ行っていますので、詳細仕様については所属の流派によく御確認ください。
飾り縫い
古来より伝わる伝統的な腰飾は「本飾」と「矢羽飾」の2種類。帽子飾と蛇腹飾等、繊細で優雅な飾りを施すことが可能です。元々は縫い目を隠す目的で装飾されたとも言われています。
燻抜紋
伝統的な燻抜型紋を取り扱っています。手の甲に家紋、内側に名前や桜吹雪、自書の座右の銘など自由に入れることが可能です。
製品チャート
- 革質
- 10
- 製作工程
- 10
- 製作技術
- 10
- サイズフィット感
- 10
使用上のご注意
- 新品特有の革の硬さ、ぴったり感等ございます。概ね、使用していると緩和します。
- サイズを確認する際は、下弽はつけずに素手で挿し、とりかけした状態で確認して下さい。
- 下弽をしてきついと感じる場合は、馴染むまで素手でご使用ください。
- 挿したときに出る台革の甲の部分や人差し指付近のシワは、当初強く出ることがありますが、メンテナンス等で改善致します。
- 帯の色と台革の色は、革質が違うため合いません。
- 指導者の方など、ご本人様以外の意見での補正は、受け付けられません。